スキンケア成功の秘訣はお肌のしくみを理解すること



みんなから「うらやましい!」と思われるような美肌をつくるためには、お肌のしくみを正しく理解することが、とても大事です。

若い頃は、どんなに夜更かししても肌荒れしなかったのに、年齢を重ねるとともに色んな肌トラブルが起こってしまうのは、そもそも、お肌の新陳代謝がうまくいかなくなるからです。

赤ちゃんのお肌がモチモチぷるぷるなのに対して、年齢を重ねたお肌がカサカサになってしまうのも、その原因はお肌の新陳代謝の衰えによるものです。



私たちの皮膚は、お肌のいちばん上にある「表皮」と、その土台となりお肌の弾力を保つ「真皮」に分けられます。

美肌を保つためには、この「表皮」と「真皮」を、いかにして健康な状態に保つかということが重要です。

なお、表皮の役割は、体のもっとも表層にあるので、バリア機能で体を守る役割を果たしています。

この表皮のバリア機能は、たとえばお肌に傷がついたときに、奥から生まれている新しい細胞がすぐに修復してくれるというものです。

また、たとえ傷がつかなくても、一定の周期で細胞はアカとなって剥がれ落ち、常に新陳代謝を繰り返し健康な状態を保とうとします。

表皮の一番奥にある「基底層(きていそう)」というところで生まれた皮膚の新しい細胞は、徐々に上へと押し上げられて、最後はアカになって剥がれ落ちる。

このお肌の新陳代謝の一連の流れを「ターンオーバー」とも呼びます。


図を見ていただくとわかると思いますが、私たちが目にするのは、表皮の中でも一番上にある「角質層」です。

つまり、美肌をキープするということは、この「角質層」をいかに美しい状態に保つかということに他なりません。

しかし、肌の老化により、ターンオーバー(新陳代謝)が遅くなってしまうと、新しい角質細胞が生まれるのが追いつかなくなり、死んだ角質細胞の層がどんどん厚さを増してしまうので、それがお肌のくすみやキメが乱れる原因となってしまいます。

また、メラニンを排泄する機能も低下するので、シミも出やすくなります。

ちなみに、お肌の新陳代謝は、若いうちは28日くらいの周期でターンオーバーしますが、年齢とともに遅くなり、40を過ぎると40日~50日かかり、60を過ぎると100日かかると言われています。


こういったお肌の老化に対して、表皮を活性化させ、トータルで働きかけるのが「ピーリング」と呼ばれる美容法です。

ピーリングで分厚くたまった余分な角質を除去すると、お肌の新陳代謝が高まり、お肌に若返り効果が生まれます。

ピーリングは皮膚科などでも治療の一環として行われていますが、現在は家庭用のピーリング化粧品もたくさん販売されていますので、美肌を保つために1ヶ月に1~2回、ピーリングを取り入れてみることをおすすめします。

なお、市販のピーリング化粧品には様々な種類がありますが、できるだけお肌に負担をかけないために、肌に優しい成分を使っているものを選ぶようにしましょう。

また、拭きとりタイプのピーリング化粧品は肌を摩擦してしまい傷つける恐れがあるので、洗い流して使えるものを選ぶとよいでしょう。



女弁護士